なんと1年前の今日は…
ワクチン接種の遅れに国民はやきもき/バイデン氏、対中関係に「トランプのようなやり方は取らない」とコメント/コロナで止まった『麒麟がくる』視聴率どうだった?/スノボ竹内選手、1年前はこうだった/それでは、ちょうど1年前の今日のニュースを見てみましょう。
DNP ちょいち編集部
2021年2月8日(月)
ニュース提供:共同通信社
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日本のワクチン接種、際立つ遅れ 先進国中、未実施は5カ国
2日、緊急事態宣言の延長について記者会見する菅首相。右は新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=首相官邸
新型コロナウイルスのワクチン争奪戦が世界で続く中、「先進国クラブ」と呼ばれるOECD加盟国37カ国のうち、接種が始まっていないのは日本を含む5カ国にとどまっている。菅義偉首相は「慎重にいろいろな治験なりを行った上で踏み切る」と釈明。2月中旬に承認を控える日本は供給不足の懸念も高まり、国際競争力の弱さが指摘される。
途上国にも無償で供給する国際枠組み「COVAX(コバックス)」を通じ、低所得国へのワクチン供与の動きが進んでいる。東京五輪開催を控える中、感染確認者数が40万人を超えた日本の遅れは際立ち、国際的な信用低下を招く恐れもありそうだ。
その後2022年2月3日時点で、日本で既定の回数のワクチン接種を完了した人の割合は79.2%で、OECD加盟国の中では5番目に高い数字。しかし3回目の追加接種については4.8%となっており、英国の54.9%、ドイツの53.4%などと比べて低い水準となっている。
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米中関係「激しい競争に」 バイデン氏、習氏との会談に意欲
【ワシントン共同】バイデン米大統領は7日放映のCBSテレビのインタビューで、中国との関係について「衝突する必要はないが、激しい競争になる」との認識を表明した。習近平国家主席との電話会談については「まだ機会はないが、しない理由はない。話すべきことはたくさんある」と前向きな考えを示した。
バイデン氏は中国への対応について「トランプ(前大統領)のようなやり方は取らない」と強調。単独主義的な行動で首脳間の取引に持ち込むトランプ氏の手法とは一線を画し、国際社会と協調する意向をにじませた。
インタビューは5日に収録された。
その後2021年11月15日夜、バイデン大統領と習近平国家主席はオンライン形式で会談した。バイデン氏は冒頭、「次回は、対面で会談することを希望する」と語り、習氏も「古くからの友人に会えてとてもうれしい」と応じるなど友好ムードを演出したが、実際の米中関係は、ウイグル自治区の人権問題や台湾をめぐる対立など、緊張が続いている。
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米、巨額対策で来年完全雇用に 財務長官、インフレ対応も
【ワシントン共同】イエレン米財務長官は7日、議会が審議している1兆9千億ドル(約200兆円)規模の新型コロナウイルス追加経済対策が実現すれば「来年に完全雇用に戻ると予想する」と期待感を示した。対策が進まなければ景気回復が遅れると述べ、早期成立を訴えた。CNNテレビで語った。
巨額の財政支出で物価上昇率が高まるとのサマーズ元財務長官らの懸念に対しては「インフレのリスクはあるが、そうなれば対応できる政策手段がある」と語った。
イエレン氏は追加対策がなければ「失業率が4%まで下がるのは2025年になる」と指摘。「長く、遅々とした回復になる」と危機感を示した。
その後、アメリカでは2021年3月に「米国救済計画法」が成立。コロナ対策として所得制限をつけた上で1人1400ドルの直接給付などが盛り込まれた。また、2021年2月に6.2%だったアメリカの失業率は、同年12月には3.9%まで改善。新型コロナウイルスの感染拡大前の2020年2月以来、1年10カ月ぶりに3%台となった。
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「麒麟がくる」14・4% NHK大河の全回視聴率
7日に終了したNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(総合テレビ)の全44回の期間平均視聴率が関東、関西地区ともに14・4%だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。
初めて1桁台を記録した2019年の「いだてん」を大きく上回り、関東で12・7%だった18年の「西郷どん」からも1・7ポイント上昇した。
最終回の平均視聴率は関東で18・4%、関西で18・2%だった。
長谷川博己さん演じる明智光秀を主人公に戦国武将の群像劇を描いたが、出演予定者の逮捕で初回放送が2週間延期されたほか、新型コロナウイルスの感染拡大で約3カ月間、撮影が休止した。
次作の大河ドラマ「青天を衝け」の期間平均世帯視聴率は、初回から最終回までの全41話で14.1%となり、「麒麟がくる」を0.3ポイント下回る結果となった。
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竹内が10季ぶり表彰台 W杯パラレル回転
竹内智香
スノーボードのワールドカップ(W杯)は7日、ロシアのバンノエでパラレル回転が行われ、女子は2014年ソチ冬季五輪パラレル大回転銀メダリストで37歳の竹内智香(広島ガス)が3位に入った。パラレル回転の表彰台は11年3月に2位になって以来、10季ぶり3度目。W杯で3位以内に入るのは4季ぶり。
竹内は予選を13位で突破。上位16人による決勝トーナメントは準決勝でジュリー・ツォク(スイス)に敗れたが、3位決定戦を制した。ツォクが優勝。三木つばき(CATALER)は予選17位で敗退した。日本勢が出場していない男子はドミトリー・ロギノフ(ロシア)が制した。(共同)
その後、竹内選手は2022年北京冬季オリンピック日本代表に選出。竹内選手が出場するスノーボードの女子パラレル大回転は、今日(2022年2月8日)競技が行われる予定。
◆この日のコロナはどうだったか
東京都で276人、全国では1217人の新規感染者。この日にバイデン米大統領は、目標とする米国民75%のワクチン接種に年末までかかるとの試算に対し「そんなに長く待てない」と危機感を表明。実際には、2021年末時点でアメリカにおいて1回接種した人は74.4%、2回接種した人は62.4%という数字となった。

今日のニュースで取り上げた『麒麟がくる』。最終回では、黒田官兵衛役として濱田岳さんが特別出演したことも話題になりました。私もリアルタイムで見ていましたが、一場面の登場ながら濱田さんの際立つ存在感は今でも印象に残っています。濱田さんの味のある演技はちょいちのCMでも堪能できます。このサイトのトップ画像の下にある、黄色い「テレビCMはこちらから」バナーから、ぜひご覧ください!
( 編集部員カトウ )